DARCとは
Drug(薬物)・Addiction(嗜癖・依存)・Rehabilitation(回復)・Center(施設)の頭文字を組み合わせて「DARC:ダルク」と読みます。
京都DARCは、違法薬物(覚醒剤・大麻など)に限らず、向精神薬(精神安定剤・睡眠薬など)、市販薬(風邪薬・鎮痛剤など)、アルコール等の薬物から解放されるための薬物依存症回復支援施設です。薬物を止め続けたい仲間を手助けすることを目的に、「プログラムに従って徹底的にやれば必ず回復できる」という希望のメッセージを伝える活動を行っています。
京都DARCのスタッフは薬物依存症からの回復者が大半で、当事者が当事者を支援するという「セルフヘルプ」の精神を大切にしています。同じ悩みを持つ仲間との関わりやフェローシップ(仲間とのつながり)の中で回復するための「居場所」「時間」「回復モデル」を提供し、依存症から解放されたい仲間同士によるグループセラピー「ミーティング」を中心に回復の手助けをしています。
また、DARCを巣立った後、回復のプログラムを継続するために自助グループへの参加を促し、社会の中で薬物を使わない「新しい生き方」の方向付けに取り組んでいます。
ダルクを利用するには?
デイセンター・マハロ
デイセンター・マハロは障害者総合支援法に基づき京都市に認定されている精神障害者(薬物依存症者)の自立訓練(生活訓練)事業を行っています。
自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、2年間(審査会が認める事由がある場合には最長3年)にわたり生活能力の維持、向上のための支援、訓練、その他の便宜を適切にかつ効率的に行なう事業です。
経済的状況にかかわらず、ご相談ください。
- 利用料は障害者総合支援法における、国の定めている負担額になります。
- 昼食代・交通費等、個人にかかる費用は自己負担になります。
3.
職員の配置は生活支援員 常勤3名・非常勤1名(指定基準:利用者6名に対し支援員1名)になっています。
調理実習を行い、その後一緒に食事をとります。実費相当額が個人負担になります。活動プログラムの中で、昼食材料の買い物や調理実習、外食練習があり、今後の自立に向けて効果が期待されます(自炊など)。
近隣の畑で、ニンニクと玉ねぎの栽培を行っています。また亀岡市では農家の方の作業をお手伝いしながら野菜作りのアドバイスをいただいています。ものづくりの大変さ、ありがたさを感じ、みんなと一緒に作業することが人間関係作りにも役立っています。
京都市内のカフェにて週1回、朝からホールのお手伝いや調理補助をしています。また、交代制でカフェ内の庭掃除をしたり、野菜を育てたりしています。
週1回、マハロ近隣の公園のゴミ集めなど清掃活動を行っています。また、地域のイベントのお手伝いを通して、地域との交流を深めています。
春から夏にかけてはソフトボールを練習し、他の回復施設と交流試合をしています。秋から冬にかけては体育館でソフトバレーを練習し、12月に京都市主催の大会に出場しています。また時期により桂川沿いでウォーキング、ジョギングをしています。これらの運動プログラムは心と身体の健康を構築していくことを目的としています。
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00 | 開所 | 開所 | 開所 | 開所 | 開所 | 開所 |
9:30〜10:30 | ホームミーティング | ミーティング | ミーティング | ミーティング (運動プログラム) |
ミーティング | ミーティング (農作業) |
11:00〜13:00 |
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14:00〜15:00 | ミーティング (運動プログラム) |
ミーティング | ミーティング | ミーティング (ボランティア) |
ミーティング | ミーティング |
15:30〜 | 掃除 | 掃除 | 掃除 | 掃除 | 掃除 | 大掃除 |
17:00 | 閉所 | 閉所 | 閉所 | 閉所 | 閉所 | 閉所 |
- 自助グループや他のダルクのイベントに参加します。
- キャンプ・BBQ・海水浴などのレクリエーションがあります。
ネクサス
家賃 | 光熱費 | 電気料金 | |
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ネクサス1【定員10名】 | 40,000円 | 7,000円 | 別途、居室の電気料金がかかります。 |
ネクサス2【定員4名】 | 40,000円 | 10,000円 | 居室の電気料金を含みます。 |
食事代・日用品等、個人にかかる費用は自己負担になります。
経済的状況にかかわらずご相談ください。